[English | Japanese]

産業用ロボットのための三次元計測・認識

本研究室では,三次元計測,三次元点群処理やロボットの軌道生成の研究を行っています.

現在の産業用ロボットが器用に作業をこなすのは,人間がロボットにその動作を手間をかけて教示しているからです.ロボットが作業対象を見てその動作を自動生成するためには,現実空間にあるものを知覚する「目」と見えた様子から状況を認識する「脳」が必要です. 三次元計測によって「目」の代わりに環境の三次元形状を取得し,三次元点群処理によって「脳」で考えるように環境の状態を認識,理解することで,ロボットがあたかも知能をもったかのように動くことができます.将来の産業用ロボットが人に教示されることなく,見て,認識し,動くロボットとなるための研究をしています.

ボルトの位置姿勢推定によるばら積みビンピッキング

ばら積みされたインジケータノブの計測

ばら積みされたインジケータノブの位置姿勢推定

シミュレーションによるばら積みシーンの自動生成

千葉直也,橋本浩一.物理シミュレーションと透視投影カメラモデルを用いたバラ積みシーン点群生成プログラムの開発.ロボティクス・メカトロニクス講演会 2017(ROBOMECH2017),2A2-O09,福島,2017.
ソースコード

人を見て動く協調ロボットのためのセンシング


login